今回はライブドアブログでおなじみの、「肩乗りネコと三十路の勇者」の柳本マリエさんからご質問をいただきました!

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過去に、冠婚葬祭で申請したら証拠(結婚式の場合なら招待状など)を提出するよう求められました。 あくまで、任意なのですが… 有給休暇ってここまでしないと取れないの?と、疑問に。 角が立たない申請方法ってありますか?
とのご質問です。
どうもありがとうございます〜!

海外ではバンバン有給休暇を取るらしいですが、なぜか日本では有給休暇が取りにくい風潮がありますよね。
「誰になんと言われようが上司に睨まれようが知ったことか!俺は有給全部消化してやるぜ!」という猛者も中にはいますが、気を遣ってなかなか有給を取れない方の方が多いのではないでしょうか。


有給休暇が取りにくいワケ
有給を取りにくい雰囲気になっているのは、「業務が忙しい」「人員が少ない」「就業ルールが確立されていない」「上司・先輩が有給を取らないから下も取れない」「経営者が横暴」などの理由があります。
そこで、それぞれのタイプに合わせた対策を考えたいと思います。


(1)「業務が忙しい」「人員が少ない」が理由の場合
一番多い理由がこれではないかと思いますが、「有給取ってもいいけど、休んでる間のアンタの担当の仕事どんすんの?緊急事態になったら誰が対応するの?」という懸念・不安から、有給取得を渋られるケースです。
本来は会社側が対策をしないといけないことですが、それに対応する時間的・人材的余裕がない会社で発生しがちです。

この場合の対策としては、不在中何かあったときに対応してくれる代打の人間を用意しておくとスムーズです。
同じように有給取りたいな〜と思っている人間を捕まえて、「あなたが有給取るときは、私があなたの仕事を引き継ぐから!」と交換条件にしておくとよいでしょう。

そして有給を申請する際には、"有給取得中に会社に影響が出ないように準備する旨"と"緊急時の対応フロー"を事前に上司に相談した上で申請すれば、すんなり通るはずです。

これにより、次は代打の人間が有給取得できますから、有給を取る人が少しずつ増えて、だんだん取得しやすい雰囲気になってくるでしょう。


(2)「上司・先輩が有給を取らないから下も取れない」が理由の場合
業務はバックアップ体制ができていて問題ないのに、なんとなく取りにくい雰囲気になっているのは、積極的に有給を取っている上司がいないから、という場合があります。

役職が上がれば上がるほど、代打がいないので有給が取りにくくなってしまいますが、それに合わせているといつまでたっても有給が取れませんので、サックリと有給を取ってしまってよいと思います。

このとき角が立たないようにするには、"恩義のルール"が使えます。
恩義のルールとは、影響力の正体という心理学の本に詳しく書かれていますが、端的にいいますと、"人間は受けた恩は返さないと気が済まない"という習性のことです。

まず対象の上司や先輩に、先に恩を売っておきます。
困っているときに手伝う、忙しそうにしているときに差し入れをする、無理を聞く、などです。

恩を売ったら次は、相談です。
「⚪︎日にこういう理由で有給を取りたいと思ってるんですが…」とジャブを打ちます。
すると相手にとっては恩を返すチャンスなので「いいよいいよ!とっちゃいな!」と快諾してくれるでしょう。

日頃からいろんな人に恩義のルールの種を蒔いておくと、いざ有給を取りたいときや困ったときなどに非常に役立ちますので、ぜひ積極的に恩を売っておきましょう。


(3)「就業ルールが確立されていない」「経営者が横暴」が理由の場合
給料明細に有給残数が書かれていない会社や、あとどれくらい有給が残っているのか誰もわかっていない会社の場合は、こちらが当てはまるケースがあります。

経営者が社員に有給取ってほしくないと思っていたら少々やっかいですが、経営者というのは、会社が動いていないという状態が非常に不安なのだそうで、土日だろうが祝日だろうが、本当は働いていてほしい、と思うものなんだそうです。

この場合は、経営者か経営層に近い人間に信頼されないと、なかなか難しいかもしれません。
そこまでするくらいなら転職した方が早いような気もします。


以上が回答になりますが、いかがでしょうか。

なお、"冠婚葬祭で申請したら証拠(結婚式の場合なら招待状など)を提出するよう求められたが、そこまでしないと有給を取れないのか?"という疑問についてですが、これはおそらく、お勤めの会社で過去に不正に慶弔休暇を取得した迷惑野郎がいたのだと推測します。

不正取得が問題になったときに、今後の対策として証拠を提出するよう求めることにしたけど、会社的に強制はできないから、じゃあ任意で証拠提出にしとくか…みたいなことに落ち着いたものと思われます。(一般的にはあまり見かけないです)

そういう意味でルール化されたものだと思いますので、あまり気にせず有給取っても大丈夫だと思いますよ!


▼柳本マリエさんのブログ「肩乗りネコと三十路の勇者」はこちら
http://marieyanamoto.blog.jp


▼影響力の正体
行動心理学の本。マーケティングしている人やブロガーさんにもオススメです。


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